「自分軸・他人軸」という言葉を聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、「自分軸で生きる」、「他人軸で生きる」とはどうゆうことなのか、YUKI流に解説してみたいと思います♡(^^)
自分軸と他人軸の違い
自分軸と他人軸で生きる人の違いについて、シチュエーション別に例を出してみました(╹◡╹)
①会議の場面(部下A→他人軸 部下B→自分軸)
上司「では、D案で進めていこうと思うけど、他に意見のある人いるかな?」
部下A「・・・。(本当は自分の考えがあるけど、ノーコメント)」
部下B「はい、あります。私は、C案で進めた方が効率的に進むと思います。」
上司「なるほど、でもそれだとコストがかかり過ぎてしまうから、今回はD案で進めていこう。」
部下B「はい、分かりました。」
【解説】
部下A:自分の意見があっても、他の社員や上司の反応や評価が気になって、自分の意見が言えない状況。
部下B:周りの反応や評価を気にすることなく、自分の素直な意見を言ってる状況。
②友達との会話(A→他人軸 B→自分軸 C→2人の友達)
C「黒髪のロング ヘアって、モテるらしいよ。清潔感があって良いんだって。」
A「へ〜!私は今のミディアムヘアの茶髪が似合うし好きだけど、黒髪ロングにしようかな。」
B「そうなんだ。私はショートヘアが今は一番好きだし、自分に似合ってると思うから変えないかな。」
【解説】
A:本当は自分の似合う好きな髪型があるけど、「モテるらしい」という情報だけで、自分に似合う似合わない関係なく、情報だけで判断している状況。
B:「モテるらしい」という情報も入れた上で、自分はどうしたいのかを判断している状況。
③恋人との会話(A→他人軸の自分 B→自分軸の自分)
彼「今日、アクション映画見に行かない?」
A「(アクション映画好きじゃないけど、彼に嫌われたらイヤだから)う〜ん、いいよ。」
B「う〜ん、私は水族館行きたい気分だけど、映画がいい?」
彼「そうね〜、水族館より映画がいいな。」
B「そっか、そしたら映画見に行こ。でも、アクション映画は見たい気分じゃないかも。」
彼「分かった。じゃあ映画館行って、一緒に見たいの決めよう!」
B「うん(╹◡╹)」
【解説】
A:本当は自分のやりたいこと、やりたくないことがあっても、彼に嫌われないように、彼のペースに合わせている状況。
B:彼に自分はどうしたいのかを伝えた上で、2人にとって楽しめる時間を話し合って決めている状況。
な〜んとなく分かります?(^◇^;)
自分軸と他人軸に良いも悪いもない
自分軸で生きようが、他人軸で生きようが、どちらが自分にとって心地良く過ごせるかであって、そこに良いも悪いもへったくれもございません、と私は思っております(笑)(^^)
違いを表にしてみましたので、ご参考になれば幸いです(^^)
自分軸 | 他人軸 |
自分にとって、何が正しいか正しくないかが判断基準になっている。 | 他人にとって、何が正しいか正しくないかが判断基準になっている。 |
周りの目や評価を気にすることなく、自分はどうしたいのかで判断し行動する。 | 周りの目や評価を気にしながら、自分はどうしなければならないのかで判断し行動する。 |
自分がしてあげたいことを考えて行動するので、相手の反応には期待しない。 | 他人が何をされたら嬉しいのか考えて行動するので、相手の反応に期待する。 |
自分が楽しいと思うことを考えて行動する。 | 他人が楽しいと思うことに自分が合わせて行動する。 |
他人に期待や依存はしない。 | 他人に期待や依存をする。 |
結果が良くても悪くても、全ては自分が創り出した結果と責任と考える。 | 結果が良くても悪くても、全ては他人が創り出した結果と責任と考える。 |
自分と他人の考え方や価値観が違うとき、他人の考えを尊重し、自分の考えも伝えて共有する。 | 自分と他人の考え方や価値観が違うとき、自分の考えは伝えずに、他人の考えに同調する。 |
あくまで、私基準での違いになりますので、人によっては違う考え方もあるかもしれませんが、こんな感じでしょうか(^^)
簡単に言えば、普段の生活の中で、自分に意識が向いているか、他人に意識が向いているかの違いですね(╹◡╹)
自分軸の人はただ自分の気持ちに素直に生きてるだけ
例えば、物凄く個性的な芸能人やアーティストの方々、ご自身の周りにいらっしゃる個性的だなと思われる方々を想像してみてください。
(ちなみに私も考え方が変わっていると言われますが(^◇^;)(笑))
彼、彼女たちは、自由に自分を表現しているだけで、それを相手に強要はしません。
自分はどう思うかを大切にしているので、自分自身の考えや意見はしっかり持っており、それを迷いなく、どんな環境でも伝えることができます。
真っ直ぐに伝えられたその言葉はとてもパワフルで、時に人を感動させ人の気持ちを軽くします。
最近の若い芸能人の方々も、しっかりと自分自身の意見を伝えていらっしゃる方々が多いなと感じますし、その素直でまっすぐな気持ちは、世代を超えてファンを増やしているな〜と感じております(╹◡╹)
自分軸で生きている若者が増えているということですね(^^)
もちろん、人によって捉え方は違いますので、
「若いくせに生意気だ、わがままだ、何も分かってない、変わってるな、冷たい人だな、それは間違っている」
などと色んな評価をされてしまうこともありますが、自分軸で生きてる人は、そのような評価をいちいち気にしていたら、そもそも発言できませんので気にしません。
そして自分と向き合って自分自身を知っているからこそ、人それぞれの考え方や価値観は違うことも既に知っており、「自分には理解はできなくても、自分のことを理解できない人だっているのだから、色々な生き方があって良い」と相手のことも尊重できるのです♡(╹◡╹)
自分の良いところも悪いところも全て受け入れちゃって生きてるんですね♡(^^)
自分軸でも他人軸でも結局は全て自分が選んだ道
先ほどもお話ししたように、自分軸、他人軸に良いも悪いもございませんので、重要なのは自分が心地よいと思える生き方であるかどうかです。
他人軸だって、周りと自分を比較してみたり、人に合わせて生きていくことで、勉強になったり、心地いいと感じる方だっていらっしゃいますので、それはそれで良いのです(╹◡╹)
私たちは無限に存在する可能性の中で、どんな状況であれ、どんな環境であれ、最終的な判断は、必然的に自分自身で決めて自分の人生を自分で創り続けております。
ということは、結局のところ自分軸でも他人軸でも全ては自己責任ということになっちゃいますね(^◇^;)
あらゆる環境、状況下に置かれた時、自分の意識が自分に向いてるのか、他人に向いてるのか、ふと我に返って気付くことで、自分をよりもっと深く知り、本当の自分はどうしたいのか向き合うきっかけになるかもしれませんね♡(╹◡╹)
ここまでお読み頂きまして、ありがとうございました♡(^^)